星の箱庭に古い書物がありました。

ひとひらの風が吹いて光のページが開かれると、

そこには まだ名前も知らない“あなた”の物語が。

けれど読み進めるうちに、それはまるで私の記憶のようでもあって――


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―2026年2月17日 21:01 トランジットの観測より―


あなたが大切に思う人の気持ちを、

優しく受け止めたり支えたりできるように

美しい言葉を磨く時間にしてください。

誰もが自分らしく生きられるように、

そうでない人がいるのなら

その人の人生をゆっくり組み替えていけるようにあなたが手を引いて。


まずは、あなたから。

あなたからその手を差し出して。



今日は私たちと幸せのあやとりをしましょうか。

順に並んで1人ずつ、色とりどりに輝く紐と輪を使い

両手を差し出していきましょう


さあ、

次はあなたの番です。


――私は、星の灯りで道を照らす灯台守。

過去の記憶と未来の願いが交わるこの季節に

あなたの航路が、やさしい風に乗って進めますように。


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光のページにそっとしおりが挟まれて、気づけば書物は風の中へ。

その風はまた別の庭であなたを待っています。

星の香りがするほうへ、どうぞゆっくりと。