4月。

新しい環境や、はじめましての顔ぶれ。


この時期は、空気に「期待」と「緊張」が半分ずつ混ざっているような独特の匂いがします。



そんな中で、ふと気づくと

心の中に小さなシーソーが置かれていることはありませんか?



片方には「自分らしくいたい、ワガママでもいいから私を貫きたい」という自分。



もう片方には「波風を立てたくない、相手に嫌われたくない」と微笑む自分。



「今日は自分の意見を言おう」と決めていたはずなのに、相手の顔色を見た瞬間にスッと自分の言葉を飲み込んでしまう。



あるいは、自分の主張を通しすぎて、あとで一人反省会を開いて、夜の静寂のなかで身悶えしたり。



そんな「自分優先」と「他人優先」のシーソーに揺られ続けて、なんだか心まで乗り物酔いしたみたいに、ぐったり疲れてしまう。


今の時期、そんな風に感じているのは、きっとあなただけではありません。

(思い返せば、私もそんな春が何度となくありました。)



でもね、そんなあなたに、いま空の星たちがちょっと強引な方法で「深呼吸のきっかけ」をくれようとしている気がします。



***



今、空では三つの大きなエネルギーが、

まるでお互いの首を掴んで「おい、いい加減にしろ!」と叫んでいるような、そんな激しい綱引き(Tスクエア)が起きています。



「自分を貫きたい太陽」と「周りに合わせたい月」が睨み合っているところに、

横から「蟹座の木星」というお節介な親戚が土足で踏み込んできて、こう叫んでいるんです。



「おい!自分か他人か、なんて不毛な喧嘩してる場合か!それよりあんた、自分の『ホーム』はちゃんと守れてるのかい!?」って。



星たちは、あなたが「自分優先か他人優先か」のシーソーの上で右往左往して揺られているのを、もう見ていられないみたい。



だからあえて「衝撃」を与えて、あなたを無理やりそのシーソーから降ろそうとしているのかもしれません。



「どっちを優先すべきか」という正解のない問いに、今は答えを出さなくていい。



そんなことよりも。

あなたが今、一番ホッとできる場所……自分の部屋、お気に入りのパジャマ、あるいは心から安心できる誰かとの時間。

そこを整えることの方が、今のあなたにはずっと大切なんだよ、と。



だからもしあなたが春の雰囲気にあてられて、

「自分優先か他人優先か」の板挟みで苦しかったり、辛かったりするなら。



今回の満月をキッカケに、星を「ちょうどいい言い訳」に使ってみませんか。



「あ、今は空でガキ大将みたいな星たちが暴れてるから、人間関係の悩みは一旦保留にしよう」

(今は答え出ーへんわ、と保留にする勇気。私は最近ネガティブ•ケイパビリティって言葉が気になっているところです。)



「星の配置的に、今日は早く帰って、一番好きなアイスを食べて、自分の居心地を最優先にするのが正解なんだわ」

(おやつは食べ過ぎは毒だけれど、考え過ぎて疲れた心には絶大な栄養になる。安心できる家に、少し引きこもってもいいんです。)



そう、決めてしまうんです。




運命を切り開くなんて、そんな大層なことはしなくていい。



重たい腰を上げるための「小さな口実」として、星に責任を押し付ける日があってもいいと思います。



頑張りすぎた一日の終わりに、

星と並んで深呼吸。



今日、あなたが自分の居場所に一歩戻れたなら、それだけであなたの運命は、1mmだけ優しく動き出しているはずですから。



今夜は、星を理由に、うんと自分を甘やかしてあげてくださいね。


みふみ