〜自分の火星を、やさしく使うということ〜

香りと星読みの専門家、アロマスターゲイザーの碧亜紀です。

今、私のネイタルチャートの火星と、トランジットの火星がオポジション(180度)をとっています。

この影響は、7月4日頃まで続くとのこと。

「火星が向かい合う時期」なんて聞くと、何かと戦わなければいけないような、ちょっと緊張した響きがありますよね。

でも私はこのタイミングを、「火星をやさしく使う」ためのチャンスとしてとらえてみたいと思っています。

🔥火星が向かい合うということ

火星は、行動力や衝動、怒りや情熱を司る星。

今、その火星が「自分の火星」と向き合うということは、

私自身の“行動のクセ”や“情熱の使い方”を見つめ直すような時間なのかもしれません。

「本当にやりたいことに、ちゃんと情熱を注げてる?」

「その怒りや焦りは、どこから来てるの?」

そんな問いが、静かに胸の奥に届いてきます。

🌊私の火星は魚座、6ハウスにあります

人のために動きたい、役に立ちたい、そんなやさしい欲求を持つ火星です。

でもそのぶん、

無理をしてまで尽くしてしまったり

気づかぬうちに疲れをためこんだり

感情的になれないまま我慢してしまったり

そんな風に、火星のエネルギーが「内側にこもってしまう」ことも多いのです。

🌿五感を通して、自分を整える

私は牡牛座の太陽を持っているので、五感で感じることが自分を整えるための大事なスイッチ。

火星の刺激を感じた朝、私は大好きな神社にお参りに行きました。

鳥の声、風の匂い、砂利道を歩く音、神聖な空気……

そうしたものが、私の中のざわめきを、すっと静めてくれました。

香り、音楽、絵を描くこと。

どれも、私にとって「火星を戦わせないための、やさしい使い方」。

🕯 火星は、戦うだけの星じゃない

この時期は、怒りや焦り、無理な衝動に振り回されそうになることもあるかもしれません。

でもそれは、「あなたの火星、もっと大事に使ってほしい」という宇宙からのメッセージなのかも。と受け取りました。

誰かのために動くときも、まずは自分自身を満たすこと。

五感を整え、静かな情熱を持って、目の前のことに丁寧に向き合うこと。

火星は、やさしさとつながることで、もっと深く、美しく、力を発揮してくれる気がしています。

私の中で、火星オポジション期間は、7月4日頃まで続きます。

少し緊張感のある配置ではあるけれど、

自分の中の火星と向き合い、

「本当はどんなふうに力を使いたいのか」を見つめる時間にしたいと思います。

焦らず、無理せず。

自分のペースで、やさしく。