日が高いうちは、なんとなく自分を演じている。
「だいじょうぶ」が口ぐせで、本音は、少し奥の引き出しにしまったまま。のような。
でも、最近、ふとした拍子に思う。
少しずつ、その引き出しの鍵がゆるんできたなって。
おいしいものを味わっているとき。風が気持ちいいと感じたとき。
なんだか、五感のひとつひとつが「今」に戻してくれる。
自分の中にあるちょっと嫌な気持ちも、もう隠さなくていいんじゃない?って思える夜がある。
そんな夜に仲間と笑いあえたら
「ああ、わたし、ちゃんとここにいる」って思える。
誰かと過ごす時間もひとりの時間も
どっちもちゃんと
わたしの味方。
今日は、そんな日。
