占星術は「当たる・当たらない」を楽しむもの…

そんなふうに思われがちだけれど、私にとってはずっと「魂の地図」のようなものでした。

ホロスコープには、人生の正解が書いてあるわけではなく、むしろ

「あなたはどんなふうに生きてみたいの?」

と問いかけてくれる地図。

私たちがこの世界でどんな光を放とうとして生まれてきたのか──

そのヒントは、太陽・月・ASC(アセンダント)という3つの天体にもやさしく刻まれています。

たとえば私の太陽は天秤座。

人と人をつなぐこと、美しさや調和を大切にすることができると、喜びを感じます。

月は乙女座。目に見えない細やかな流れを整えたり、癒したりすることが心の安心に。

そしてアセンダントは射手座。広い世界へと旅するように、常識にとらわれない視点で「ほんとうの私」を探しつづける人生です。

さらに、地球中心ではなく太陽を中心に見るヘリオセントリック占星術や、夜空でひときわ輝く恒星のメッセージも加わると、私たちの魂の設計図はぐっと奥行きを持ちます。

「私は誰なのか」

「どんな願いを持ってこの星に生まれてきたのか」

そんな問いに、星たちは静かに、でも確かに答えてくれます。

これからの時代、占星術はもっと自由で、創造的な“自己理解のツール”になっていく。

私はその可能性に心からワクワクしています。