この場所には、無数の星のカケラが散らばっている。

例えるなら、海辺のシーグラス。

波に砕かれ、削られ、洗われて。

唯一無二の宝石になった言葉たち。

ひとつひとつ拾い集めて飾っていけば、

そこには煌めく宇宙が出来上がる。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

わたしにとってマーカーを引く作業は、川底の砂から砂金を探すようなもの。

きっとある、そう信じて目を凝らすと、見えてくる。

まだ誰もマーカーを引いていない言葉にマーカーを引くのは、雪の積もった朝に誰も歩いていない道に最初の足跡を残すようなワクワクとトキメキ。

わたしの星、乙女座の太陽と牡牛座の月が喜んでいるのを、冥王星に連れられた天秤座の水星と金星と火星がそっと手を貸しつつ見守っている。

まずは100個の星のカケラを集めてみようかな。

あなたはいくつ集めましたか?