これを読んでくださっている方は、きっと占いに興味のある方でしょう。

みなさんは、いつ、どんな風に占いに出会いましたか?

私が西洋占星術を学び始めたのは、大人になってからでした。

もともと剣や魔法が出てくるような幻想的な物語やゲームが大好きで、そこから派生して占いに触れました。そして、どうせなら自分でも占えるようになりたい、自分自身のことをもっと知りたいと思って、星やタロットの世界に親しんでいきました。

けれどそれまでは、テレビや雑誌でぼんやりと触れていただけ。

正直なところ、自分の星座も周りの人の星座も意識していなかったのです。

出生図の星と私の周囲の人々

ところが、西洋占星術を学んで改めて周りの人を見てみると・・・びっくり。

私の父の太陽星座と、私の月星座が同じ乙女座。

小中学校をともにした親友二人は、ひとりが太陽星座が私のアセンダントの星座と同じ。もうひとりは太陽星座が私の金星星座と同じ。

やけにウマが合うなぁと思う知人は、金星星座が同じ。

学生時代、仲の良かった同級生、とてもお世話になった先輩、お二人とも太陽星座が私の月星座と同じ乙女座。

私の周りの人のもつ星座が、私の出生図で天体が入っている星座と一致していたのです。

彼らと出会った当時の私は、12星座さえろくにわかっていなかったのに。

同じだから居心地がいい、違うから惹かれる

人とのご縁は不思議なものです。

自分と似ている人に惹かれることもあれば、まったく違う人に惹かれることもありますよね。

同じ星座をもっているということは、価値観や感性に共通点をもっているということ。

10代20代の私は、自分のことにいっぱいいっぱいでした。そんな私でも心地よく一緒に居られる人は、何かしら私と共通点のある人だったのかもしれません。

ご縁も星のエール

そして今、少しずつ占星術での鑑定を始めて、これまで出会ったことのない色々な星座をもつ方と関わるようになってきました。

あの頃よりは、私自身に余裕ができて、受け入れられるものも広がったように思います。

その時々の私の状態に合わせて、ちょうど良い人との縁を結んでくれるのも、宇宙や星のエールなのかもしれませんね。