0%

Loading...

太陽

TYPE2〜季節外れの線香花火〜

戦後80年の沖縄戦追悼の日だった昨日―

思い出した過去は、仕事を辞めるきっかけになった、とある人物と、その人が関わる出来事でした…。

占った結果は、TYPE2~季節外れの線香花火~

太陽星座は射手座なのですが、月星座が天秤座であるからなのか、

このメッセージを受け取ることが難しいと感じました…。

「天秤座のあなたは、本来、勇気に満ちた人です。

目標を見定め、それに向かって前進できる強さを持っています。」

という部分は、太陽射手座にも通じるような気がしました。

そして、

「しかし同時に、自分の挑戦意欲よりも、周囲との調和やバランスを重視する傾向があります。」

という点も、その出来事があった当時の自分自身に当てはまり、

「その結果、知らず知らずのうちに、自分の本当の望みや可能性をどこかに置き去りにしてしまうことがあるのです。」と…。

あの頃に限らず、私は太陽射手座として生きるよりも、処世術としての月天秤座で生きてきたのではないかと思うくらいです…。

「自分が本当に望んでいること」が何なのか?

それは、占星術を学びながら追求し続けていたものでもあります。

自分自身のネイタルチャートを読み解いていく中で、少しずつですが見えてきたような気がしています…。

射手座太陽の目覚めまで、あと少しなのかもしれません…。

また、線香花火に点火するように、社会に自分を打ち出す力としての火星を使い、自分自身の「ささやかで小さな勇気」に点火するときなのだ、ということにも気付かされました。(ノーアスペクトの蠍座火星)

(自分自身の記録のような投稿になってしまいました…)

蟹座の感謝とおもてなし

私の推しのタイ料理ランチを食べに行きました。

ふと見ると、ピクルスの小皿に蟹型の人参が。そして炒め物の人参も蟹型になっていました。大人が見ても可愛いですが、こどもは大喜びです。



「いつもお店を紹介してくれるので、ささやかですがシェフからの感謝の気持ちです」


タイ人のシェフが、型抜きではなく、手で蟹型にカットしてくれたそうです。


言葉は通じなくても、小さな蟹から伝わる愛情表現がありました。



木星蟹座期、太陽蟹座、シェフも蟹座。


ほっこりした気持ちで、次の予約を入れて帰りました。


星を集めて宇宙を描く

この場所には、無数の星のカケラが散らばっている。


例えるなら、海辺のシーグラス。


波に砕かれ、削られ、洗われて。


唯一無二の宝石になった言葉たち。



ひとつひとつ拾い集めて飾っていけば、


そこには煌めく宇宙が出来上がる。



☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


わたしにとってマーカーを引く作業は、川底の砂から砂金を探すようなもの。

きっとある、そう信じて目を凝らすと、見えてくる。


まだ誰もマーカーを引いていない言葉にマーカーを引くのは、雪の積もった朝に誰も歩いていない道に最初の足跡を残すようなワクワクとトキメキ。


わたしの星、乙女座の太陽と牡牛座の月が喜んでいるのを、冥王星に連れられた天秤座の水星と金星と火星がそっと手を貸しつつ見守っている。


まずは100個の星のカケラを集めてみようかな。


あなたはいくつ集めましたか?

子供が発する太陽

誕生日をむかえ息子が9歳になりました。

小学3年生。

年齢域では水星期。


水星双子座であり、好奇心旺盛で

落ち着きなくあちこちに興味が向き

コミュニケーション上手でもある息子ですが、

小さな頃から、太陽星座っぼさを感じさせる子どもでした。


西洋占星術の年齢域では、

7〜8歳頃までは月の状態で生きていて、

誕生日の月星座の要素が出やすい時期と

されています。


ちなみに月よりもアセンダント星座っぽい

子供も多いと聞きます。


たしかに息子は月星座(水瓶)っぽいところも、

アセンダント星座(山羊)っぽいところもありますが、

太陽の蟹座っぽさをすごく感じさせる子供です。


幼稚園児の頃から、月の水瓶というよりも

太陽の蟹キャラだな、

と母親である私は感じていました。


たとえば・・・

⭐︎お家大好き、お家が1番落ち着く

⭐︎愛嬌があるし甘え上手

⭐︎感情的な共感を求めるし、仲間やクラスが大事

⭐︎大切な人のために何かしてあげたいと思う(友達に僕のおこづかいでお菓子を買ってあげたい、と言う)

⭐︎1人っ子だけど小さい子が大好きで、面倒見がよくて好かれる

⭐︎ぬいぐるみなどの可愛いものが好き

⭐︎おじいちゃんの家に泊まるだけでもホームシックになる、お家の布団が1番落ち着くと言う。


そのわりに感情的結びつきを強く求める

タイプではなくさっぱりしているし、

感情の切り替えが上手。

相手に合わせず自分のペースで行動する。

男女関係なく仲良くなれるなどクールな月水瓶の質もあります。


このように月と太陽どちらの要素も

持っていますが、

母親の私から見たら、

月の水瓶よりも太陽の蟹座っぽさを

発揮していると感じます。


水星期の現在も、

太陽の蟹座要素が強い男子です。


保育士をしていた占星術師さんが、

保育園に通っている小さな子供でも

太陽星座を発揮している子もいるという

話をされていました。


息子のお友達たちを見ていても、

太陽星座っぽさを感じさせる子供もいます。


太陽期に本格的にその才能を発揮して、

人生の目的として生きることになっていく子供たち。


今見えているのは、

目的意識になる前の片鱗かもしれません。


今の年齢域のサインやハウスを

大切にしてあげながらも、

すでに登り始めている太陽の力が

活き活き発せられるよう、

子供たちと接していきたいと

思わずにいられません。


太陽蟹座の息子は、

家族や仲間を大切にする

優しい男性になることでしょう。


これから反抗期がくるのかと思うと

ため息も出てしまいますが、

母はあなたの成長を楽しみにしています✨

6月24日(火曜日)*今朝のワンオラクル

タロット初心者の今日の一枚⭐️

14節制の逆位置

【出過ぎた態度で頑固と受け取られるかも】

…あぶない、あぶない💦こどもに「アレ注意しとかなきゃ!帰ってきたら言ってやろう😈」と思ってた💦

太陽星座♋️蟹座的な相手の立場に立って思いやりの心を忘れず、

月星座♎️天秤座的な相手と自分のバランスを見ながら

妥協しないとは決めつけず

譲れるところは譲って

一方的にガーっと言わないように🍀

明日は新月ですね🌚

片付けしながら、気持ちの整理しようかな🧹

今日もステキな1日になりますよーに✨

拘りすぎず心の求める方へ 〜星読み&カードリーディング〜

おはようございます。

台風、大丈夫ですか?私が住んでいる関東は明日明後日が心配ですが今のところ「あ…雨だな…畑どうしようかな…」なんて呑気にしております。足元が見えにくくなりますので、避難など必要な場合は少しでも明るいうちになさってください。

さて、星読み。

今朝、Xでポストするためにカードを引いた時、すっごく矛盾していてどうしたものか考え込みました。その結果受け止めたことは星読みの次に書きます。

双子座にいる月がノーアスペクト!自分の感情がうまく掴めずもどかしくなりそうな気配です。蟹座オーバーロード期間で蟹座の支配星の月がノーアスペクト…これか…と納得しつつ、Xの方も星読みも絡めたらもっとお伝えできるのかな?と感じました。

今日は、感情に振り回されないようにご注意くださいね。

他は、まぁ世代天体絡みのことで「しばらくずっとよね」という内容なので、ザクッとまとめますと、冥王星が絡むヨッドは相変わらずあります。が、冥王星が絡む調停も形成されて、緊張感を緩和しようとしてくれています。

ちょうどこんなお天気ですから、星が「少し奥歯緩めて!噛み締めすぎだよ!」と教えてくれているようです。

⭐️

では、件のカードリーディング。

①ママンミユキ様のマルセイユタロット:愚者逆位置・カップエース

内側ばかり見ていて、見疲れても見ている。心がギュッと閉ざされたような姿の愚者と心を大切に始めようとするカップのエース。

②ブルーオウルルノルマン:本・紳士・狐

ブルーオウルルノルマンの本は読み終わった向きで閉じられています。その本に背を向け狐を見ている人。実は「現状で見られるだけ内観した。けど、外に向かうのは怖いからちょっとズルして内側に篭っていようかな。でももう外に向いてもいいよな。」とか「もう内観できるだけしたんだけど、外に有るであろう狡猾なものから自分を守りたい。」と考えているようです。

③空のメッセージ:虹

苦しい時を乗り越えたら綺麗な虹が迎えてくれた

④ひかりかげ:Wright

点火しよ、炎のようにユラっと行こう

⑤しあわせの蓮花:黄金の空(最近このカードばかりでる!)

天と地を繋ぐ文字、自分の心や感情との連携がうまく取れていないから繋ぐために「ナ」を出してきたよう。

⭐️

太陽も居てオーバーロードな蟹座の支配星の月が、コミュニケーションの双子座でノーアスペクトだから上手く本心を汲み取れなくなりそうなことにアドバイスしてくれているようです。

やっぱりシンクロするなぁ。カードは私の意識が出てしまうので、星を見る前に引いてメッセージを受け取って居ます。でも、これほど毎日シンクロするなら、カード⇨星の順番は変えずとも、星も見てから投稿するようにしよう。

でも、長文書けにゃい😭やっぱりここで詳細を書くことにしようかな。

ノーアスペクトらしく思いが定められない朝でした。

ホロスコープはアステラスコープさんで出しました。https://sup.andyou.jp/hoshi/horoscope/

カードは、ママンミユキ様のマルセイユタロット・ブルーオウルルノルマン・おりジナルオラクルカード「空のメッセージ」、「ひかりかげ」、「しあわせの蓮花」

以上でお届けしました。

⭐️星とカードの応援を受けて素敵な1日をお過ごしください⭐️

地球での本気の遊び-太陽で生きる-

いつもありがとうございます。

 昨日、知人達とお話しをしていて、お題にある『本気での遊び』に一段と理解が深まりました。

 スピリチュアルな発信をされている方の話で『本気で遊ぶ』というのが、私の中でずーっと刺さっています。

 私達は子供の時は全力で遊んでいますが、大人になると殆どやめます。

 なので『本気で遊ぶ』とは何かわからないんですよね。遊びの範囲も子供とは世界が違いかなり広がり、普段の私達は『生活を守る』という方に意識が働いてますので、恐怖の感じ方も半端なくなります。 

 だから、何かにつけて『まもり』の意識から入ってしまうんですよね。

 日々挑戦をしていると、たまに『ほれ、これどうやる?』と試されている感じることがボーンと出現します。昨日も一昨日の夢の次元で解放がおきたので近く現実に出ると思っていたら、もう翌日には出てきたと今書きながら気づきました。

 そのパターンは大体決まっています。私の場合はここで申し上げませんが、その人の弱いところで試されます。

 それはその人の人生で繰り返していたパターンを終えていくためです。

 これこそ『人生における遊び』だと私自身は思っています。ですから最近は今までの自分ならこうするなというのと反対を選択するようにしています。

 パターンを打ち破るにはこれが一番。

 私は割と警戒心や猜疑心が強く、のらない事が多いですが、最近は『は?何言ってんの?』とか『頭おかしいんじゃない⁈』というものが出てきた時は『やってみるか』と乗ってみます。(もちろん度合いはありますし、自分がためそうとならないものは一切反応はおきないので行動には至りません)

 そうやって自分がちゃんと試してみよう!と思って乗ってみるとパコーンと世界が開きますし、やってよかったと思う事ばかりでした。違ったならしゃーない(正直今までは後悔するような事ありません)

 この繰り返しがまさに『人生を本気で遊びに変えてしまう』いう感覚に至らせるのだと思いましたし、この私から出た表現『頭おかしいんじゃない?』が自分の常識の枠みたいなものです。

 これが創造意識を構成していきます。

魂で生きるとはこの創造意識を育む事と同義だと今のところの私自身は自分の体験から言えます。

伝えたいのは、今までのパターンや、自分に向き合うのも大事ですが、そのフィールドが出てきたら挑戦していく事です。これが自分から光を放ち自ら太陽のように発光します。ぜひ、ひとりでも多くの方が太陽の周囲を周り闇に光に翻弄されるいち惑星意識で生きるのではなく、自ら光を放つ太陽として生きて欲しいと思っています。 

 わたしも目下挑戦中!


夢の輪郭、太陽のかけら

 祖母の懐中時計は、止まったままの時間を静かに抱えていた。

 その日は、まるで夢の中のように霞んでいた。季節は秋の終わり。校門を出てすぐの銀杏並木が、金色の絨毯を敷き詰めるように足元を染めていた。

 放課後の帰り道、紗月はふと、制服のポケットに入れていた懐中時計を取り出した。深い藍色の蓋には、月と星の模様が刻まれていて、小さな銀の星が中央で輝いている。

「……おばあちゃんの、大事にしてたやつ」

 優しかった祖母が亡くなったのは、ちょうど半年前の春。遺品整理のときに、この時計だけはなぜか紗月に手渡された。

 時間は午後4時を指したまま、ずっと動かない。けれど、その針を見ていると、不思議と心が落ち着いた。

 そのときだった。

 風が、ひときわ強く吹いた。落ち葉が舞い上がり、時計の蓋がふわりと開いた。

 ――カチリ。

 止まっていたはずの針が、ゆっくりと動き出した。

「え……?」

 驚いて見つめる紗月の目の前に、風に乗って、白い紙片が舞い降りた。それは、まるで誰かが手紙を届けたかのように、彼女の足元に落ちる。

 拾い上げてみると、そこには優美な筆致でこう書かれていた。

『月の庭へ、おいで。星があなたを待っています』

 紗月は、その言葉を読み終えると、時計をそっと胸元にしまった。

 心の奥に、小さな光がともった気がした。けれどそれが何を意味するのかは、まだ彼女にはわからなかった。

 ただ、不思議と迷いはなかった。

 その日、彼女は初めて「寄り道」をしたのだった。

   * * *

 地図にも載っていない小道をたどると、不意に開けた場所に出た。そこは静けさに包まれた庭園だった。

 月光を模したライトが点在し、白い石畳の小道の先に、古びた木造の建物が佇んでいた。入り口には小さな看板が掲げられている。

《月の庭 — 星と植物のラウンジ —》

 紗月はそっと扉を押した。カラン、と小さな鈴が音を立てる。

 中に入ると、ほんのりとラベンダーの香りが漂っていた。柔らかな照明と、所々に置かれた植物たち。まるで異世界に迷い込んだような、そんな空気。

 その奥に、女性が立っていた。

 長い黒髪を緩やかに結い、深い藍色のドレスをまとったその人は、まるで星の精のようだった。

「ようこそ、『月の庭』へ。今夜の空は、ご覧になりましたか? 月がとても綺麗ですね」

 その声に、紗月はなぜか懐かしさを感じた。

「あなたを待っていましたよ。星々が、そっとあなたの名前をささやいていたのです」

「……あなたが、セレナさん……?」

 彼女は微笑んだ。

「ええ。さあ、おかけください。お疲れのようですね。よろしければ、温かいハーブティーでもいかがですか?」

 促されるままに、紗月は奥のテーブルについた。目の前には、淡い青の陶器のカップがそっと置かれた。

 月の光のように優しい味がした。

 こうして、紗月の『太陽を見つける旅』が、静かに始まったのだった。

   * * *

 セレナは、棚から一冊の革装丁の書物を取り出した。それは紗月のネイタルチャートを記したもので、銀のインクで精密な星の配置が描かれていた。

「紗月さん……あなたの太陽は、魚座の12ハウスにあります。これは、誰にも見えない深い水底に、星が輝いているような配置です」

「……それって、どういうことですか?」

 紗月は少し戸惑った表情でたずねた。

「見えないものにこそ、あなたの本質が宿っているということ。夢、直感、感受性……あなたが何気なく受け取っている“空気”や“雰囲気”の中に、誰かを癒す力があるのです」

 セレナはチャートの中に描かれた、海王星と太陽の穏やかなトラインを指し示した。

「これはインスピレーションを受け取る才能。そして、あなたの心の深海にいる『本当の自分』を、今はまだあなた自身が見つけようとしている段階なのかもしれません」

「……私の太陽……眠ってるんですか?」

「ええ。でも安心してください。星はね、時が来れば、必ず光を放つんです。あなたの太陽も、きっと」

 その言葉に、胸の奥が熱くなった。自分でも理由がわからない涙が、そっと頬を伝った。

 そして紗月は、まだ知らぬ自分自身の旅に、心を向け始めたのだった。

   * * *

 次の日、紗月は夢を見た。

 広い水面の下、静かな海の底に、一粒の星が眠っている。

 それは彼女の太陽だった。

 星はゆっくりと目を覚まし、金色の光を放ち始める。けれどその光は、まだ周囲を照らすには小さく、かすかに震えていた。

 目を覚ますと、まぶしい朝の光が差し込んでいた。

 登校中、彼女はふと、校舎裏の美術室に目をやった。

 そこで彼女は、初めて彼を見た。

 窓辺でキャンバスに向かい筆を動かす、少し癖のある茶色の髪。

 遠くを見つめるような、深い瞳。

 透真。

 それが、彼の名前だった。

   * * *

 その日、放課後の美術室は静かだった。

 偶然を装って立ち寄った紗月は、教室の扉越しにそっと覗き込んだ。筆の動きは迷いなく、けれどどこか、孤独な光を纏っている。

 ――何を、描いているんだろう。

 透真はふと気配に気づいたのか、振り向いた。

「あ……ごめんなさい、のぞくつもりじゃなくて……」

 とっさに言い訳しながら、紗月は顔を赤らめた。

 透真は微笑んで言った。

「別に。君、誰?」

「えっと、二年の、藤崎紗月っていいます……」

「ふーん、紗月。なんか月っぽい名前だね」

 その言葉に、紗月の胸が小さく鳴った。

「これ……見る?」

 透真がキャンバスを少しこちらに傾けた。

 そこには、蒼い海の底で眠る光の粒が描かれていた。

「これ……」

 夢で見たあの光景と、そっくりだった。

「……不思議だね。初めて会ったのに、君の中にあるものを描いた気がする」

 透真の言葉に、紗月の太陽が、ふと胸の奥で瞬いた。

   * * *

 それからの毎日、紗月は少しずつ、透真と話すようになった。

 放課後の美術室。放課後の「月の庭」。

 昼と夜、それぞれの世界で、自分の輪郭が少しずつ確かになっていくのを感じていた。

 ある日、透真はぽつりとつぶやいた。

「俺、卒業したら海外の芸術学校に行こうと思ってる。ずっと昔から夢だった」

「……すごいね」

 眩しかった。まるで昼の太陽のように、自分の夢を語れるその姿が。

「でも……怖くもあるよ。夢が叶った先に、自分がちゃんといるのかどうか、分からなくてさ」

 その言葉に、紗月は胸を突かれた。自分もまた、何かになろうとすることに臆病だった。

   * * *

 季節は冬へと移り、街はイルミネーションに包まれた。

 ある夜、セレナの元を訪れた紗月に、彼女はそっと言った。

「今、空では木星があなたの太陽と重なろうとしています。これは“目覚め”のとき。紗月さん、あなたの中にある光に、名前を与えてあげてください」

「名前……?」

「ええ。自分の太陽が何のために輝くのか。それを、あなた自身が知る必要があるのです」

 紗月は迷った。

 でも、その夜の夢の中で、再び星の海に沈んだとき、彼女ははっきりと感じた。

 ――私は、人の心の奥にある“光”を感じることができる。

   * * *

 卒業制作展の準備が進む中、透真が言った。

「紗月。君って、絵は描かないの?」

「……私、描くのは苦手。でも……」

 彼女は、懐中時計を取り出した。

 そして、そこに浮かび上がった図案をもとに、ある物語を書いた。

 それは「月と太陽の物語」。

 互いを見つけるまで、長い闇を旅したふたつの光の物語だった。

 透真の絵と並べて展示されたその物語は、多くの人の心に残った。

「ねえ、紗月。これ……一緒に作品にしていかない? 絵と物語、ふたりで」

「……うん!」

 あの日、止まっていた懐中時計は、今も静かに時を刻んでいる。

   * * *

  エピローグ――春。

 大学に進学した紗月は、近くの絵本カフェでアルバイトを始めた。

 カウンターの奥に座り、注文の合間に本を並べていると、小さな女の子が近づいてきた。

「ねえ、お姉さん。これ、どんなお話?」

 女の子が手にしていたのは、『月と太陽の物語』だった。展示の後、小冊子として限定販売されたものだった。

「ああ、それはね……海の底で眠っていた星が、空の太陽に出会うお話だよ」

 女の子はしばらく表紙を眺めたあと、ふと顔を上げて言った。

「お姉さんの星も、どこかにあるの?」

 思いがけない問いに、紗月は少し笑って答えた。

「私の星は……海の底で、ずっと眠ってたの。でも、最近ちょっとずつ目を覚まし始めたの。魚の星。やさしいけど、すごく深い場所にあるんだ」

 女の子は目を丸くして「きれい」と言った。

 紗月は笑った。  胸の奥に、確かな光がある。

 それは、彼女がようやく名前を与えた、自分の“太陽”だった。 祖母の懐中時計は、止まったままの時間を静かに抱えていた。

 その日は、まるで夢の中のように霞んでいた。季節は秋の終わり。校門を出てすぐの銀杏並木が、金色の絨毯を敷き詰めるように足元を染めていた。

 放課後の帰り道、紗月はふと、制服のポケットに入れていた懐中時計を取り出した。深い藍色の蓋には、月と星の模様が刻まれていて、小さな銀の星が中央で輝いている。

「……おばあちゃんの、大事にしてたやつ」

 優しかった祖母が亡くなったのは、ちょうど半年前の春。遺品整理のときに、この時計だけはなぜか紗月に手渡された。

 時間は午後4時を指したまま、ずっと動かない。けれど、その針を見ていると、不思議と心が落ち着いた。

 そのときだった。

 風が、ひときわ強く吹いた。落ち葉が舞い上がり、時計の蓋がふわりと開いた。

 ――カチリ。

 止まっていたはずの針が、ゆっくりと動き出した。

「え……?」

 驚いて見つめる紗月の目の前に、風に乗って、白い紙片が舞い降りた。それは、まるで誰かが手紙を届けたかのように、彼女の足元に落ちる。

 拾い上げてみると、そこには優美な筆致でこう書かれていた。

『月の庭へ、おいで。星があなたを待っています』

 紗月は、その言葉を読み終えると、時計をそっと胸元にしまった。

 心の奥に、小さな光がともった気がした。けれどそれが何を意味するのかは、まだ彼女にはわからなかった。

 ただ、不思議と迷いはなかった。

 その日、彼女は初めて「寄り道」をしたのだった。

   * * *

 地図にも載っていない小道をたどると、不意に開けた場所に出た。そこは静けさに包まれた庭園だった。

 月光を模したライトが点在し、白い石畳の小道の先に、古びた木造の建物が佇んでいた。入り口には小さな看板が掲げられている。

《月の庭 — 星と植物のラウンジ —》

 紗月はそっと扉を押した。カラン、と小さな鈴が音を立てる。

 中に入ると、ほんのりとラベンダーの香りが漂っていた。柔らかな照明と、所々に置かれた植物たち。まるで異世界に迷い込んだような、そんな空気。

 その奥に、女性が立っていた。

 長い黒髪を緩やかに結い、深い藍色のドレスをまとったその人は、まるで星の精のようだった。

「ようこそ、『月の庭』へ。今夜の空は、ご覧になりましたか? 月がとても綺麗ですね」

 その声に、紗月はなぜか懐かしさを感じた。

「あなたを待っていましたよ。星々が、そっとあなたの名前をささやいていたのです」

「……あなたが、セレナさん……?」

 彼女は微笑んだ。

「ええ。さあ、おかけください。お疲れのようですね。よろしければ、温かいハーブティーでもいかがですか?」

 促されるままに、紗月は奥のテーブルについた。目の前には、淡い青の陶器のカップがそっと置かれた。

 月の光のように優しい味がした。

 こうして、紗月の『太陽を見つける旅』が、静かに始まったのだった。

   * * *

 セレナは、棚から一冊の革装丁の書物を取り出した。それは紗月のネイタルチャートを記したもので、銀のインクで精密な星の配置が描かれていた。

「紗月さん……あなたの太陽は、魚座の12ハウスにあります。これは、誰にも見えない深い水底に、星が輝いているような配置です」

「……それって、どういうことですか?」

 紗月は少し戸惑った表情でたずねた。

「見えないものにこそ、あなたの本質が宿っているということ。夢、直感、感受性……あなたが何気なく受け取っている“空気”や“雰囲気”の中に、誰かを癒す力があるのです」

 セレナはチャートの中に描かれた、海王星と太陽の穏やかなトラインを指し示した。

「これはインスピレーションを受け取る才能。そして、あなたの心の深海にいる『本当の自分』を、今はまだあなた自身が見つけようとしている段階なのかもしれません」

「……私の太陽……眠ってるんですか?」

「ええ。でも安心してください。星はね、時が来れば、必ず光を放つんです。あなたの太陽も、きっと」

 その言葉に、胸の奥が熱くなった。自分でも理由がわからない涙が、そっと頬を伝った。

 そして紗月は、まだ知らぬ自分自身の旅に、心を向け始めたのだった。

   * * *

 次の日、紗月は夢を見た。

 広い水面の下、静かな海の底に、一粒の星が眠っている。
 それは彼女の太陽だった。

 星はゆっくりと目を覚まし、金色の光を放ち始める。けれどその光は、まだ周囲を照らすには小さく、かすかに震えていた。

 目を覚ますと、まぶしい朝の光が差し込んでいた。

 登校中、彼女はふと、校舎裏の美術室に目をやった。
 そこで彼女は、初めて彼を見た。

 窓辺でキャンバスに向かい筆を動かす、少し癖のある茶色の髪。
 遠くを見つめるような、深い瞳。

 透真。

 それが、彼の名前だった。

   * * *

 その日、放課後の美術室は静かだった。

 偶然を装って立ち寄った紗月は、教室の扉越しにそっと覗き込んだ。筆の動きは迷いなく、けれどどこか、孤独な光を纏っている。

 ――何を、描いているんだろう。

 透真はふと気配に気づいたのか、振り向いた。

「あ……ごめんなさい、のぞくつもりじゃなくて……」

 とっさに言い訳しながら、紗月は顔を赤らめた。

 透真は微笑んで言った。

「別に。君、誰?」

「えっと、二年の、藤崎紗月っていいます……」

「ふーん、紗月。なんか月っぽい名前だね」

 その言葉に、紗月の胸が小さく鳴った。

「これ……見る?」

 透真がキャンバスを少しこちらに傾けた。

 そこには、蒼い海の底で眠る光の粒が描かれていた。

「これ……」

 夢で見たあの光景と、そっくりだった。

「……不思議だね。初めて会ったのに、君の中にあるものを描いた気がする」

 透真の言葉に、紗月の太陽が、ふと胸の奥で瞬いた。

   * * *

 それからの毎日、紗月は少しずつ、透真と話すようになった。

 放課後の美術室。放課後の「月の庭」。
 昼と夜、それぞれの世界で、自分の輪郭が少しずつ確かになっていくのを感じていた。

 ある日、透真はぽつりとつぶやいた。

「俺、卒業したら海外の芸術学校に行こうと思ってる。ずっと昔から夢だった」

「……すごいね」

 眩しかった。まるで昼の太陽のように、自分の夢を語れるその姿が。

「でも……怖くもあるよ。夢が叶った先に、自分がちゃんといるのかどうか、分からなくてさ」

 その言葉に、紗月は胸を突かれた。自分もまた、何かになろうとすることに臆病だった。

   * * *

 季節は冬へと移り、街はイルミネーションに包まれた。

 ある夜、セレナの元を訪れた紗月に、彼女はそっと言った。

「今、空では木星があなたの太陽と重なろうとしています。これは“目覚め”のとき。紗月さん、あなたの中にある光に、名前を与えてあげてください」

「名前……?」

「ええ。自分の太陽が何のために輝くのか。それを、あなた自身が知る必要があるのです」

 紗月は迷った。
 でも、その夜の夢の中で、再び星の海に沈んだとき、彼女ははっきりと感じた。

 ――私は、人の心の奥にある“光”を感じることができる。

   * * *

 卒業制作展の準備が進む中、透真が言った。

「紗月。君って、絵は描かないの?」

「……私、描くのは苦手。でも……」

 彼女は、懐中時計を取り出した。
 そして、そこに浮かび上がった図案をもとに、ある物語を書いた。

 それは「月と太陽の物語」。
 互いを見つけるまで、長い闇を旅したふたつの光の物語だった。

 透真の絵と並べて展示されたその物語は、多くの人の心に残った。

「ねえ、紗月。これ……一緒に作品にしていかない? 絵と物語、ふたりで」

「……うん!」

 あの日、止まっていた懐中時計は、今も静かに時を刻んでいる。

   * * *

  エピローグ――春。

 大学に進学した紗月は、近くの絵本カフェでアルバイトを始めた。

 カウンターの奥に座り、注文の合間に本を並べていると、小さな女の子が近づいてきた。

「ねえ、お姉さん。これ、どんなお話?」

 女の子が手にしていたのは、『月と太陽の物語』だった。展示の後、小冊子として限定販売されたものだった。

「ああ、それはね……海の底で眠っていた星が、空の太陽に出会うお話だよ」

 女の子はしばらく表紙を眺めたあと、ふと顔を上げて言った。

「お姉さんの星も、どこかにあるの?」

 思いがけない問いに、紗月は少し笑って答えた。

「私の星は……海の底で、ずっと眠ってたの。でも、最近ちょっとずつ目を覚まし始めたの。魚の星。やさしいけど、すごく深い場所にあるんだ」

 女の子は目を丸くして「きれい」と言った。

 紗月は笑った。  胸の奥に、確かな光がある。

 それは、彼女がようやく名前を与えた、自分の“太陽”だった。


オーラリーディングと食レポは似てる説〜食レポプラクティスのすすめ〜

どうも、かに座生まれの民です(カテゴリノルマ達成)

突然ですが、私は「食レポのうまい人はオーラリーディングと似た領域を使ってる説」を推しています。

一言で食レポがうまいといっても色々あると思いますが、ここではいわゆる「リアクションが上手い」「エビの身がプリッとして美味しい〜!的な王道コメントをうまく使いこなす」というよりは、「その人独自の言語表現を使い、聴いた人に味をイメージさせてくる」タイプの人のことを指します。

このニュアンスをさらに具体的に表すなら「味の宝石箱や〜」みたいな大喜利っぽい方向性+さらに分析的なスタンスで言語化するみたいな感じだろうか…。

そんな、自分の内側にある感覚を探って自分なりの言葉やイメージを作り上げる作業が、少なくとも自分がオーラリーディングで使ってる領域と同じ部分で行われている感じがします。

Youtubeでそういうスタンスの食レポをちょいちょい見て楽しんでいるのだけど、見ているうちにふと上記の説を思いついた次第です。

ということで…

オーラリーディングや感性重視の占いに興味ある方々、

オーラリーディングや、感覚重視の占いの練習に「食レポプラクティス」はいかがでしょうか。

感覚のサルベージと言語化(イメージ化?)の能力…いわゆる「知性」的な領域を鍛えるのにはうってつけだと思うし、よく噛んで味わって食べることになるから健康にいいので一石二鳥ですね。

実演するとだいたいこんな感じ…

この前、かねてより一度行ってみたかったファーストキッチンウェンズデーに行ってきて、ついでに食べ物リーディングもやってみる。

食べて思い浮かぶイメージはないか?

ハンバーガーはマクドナルドと比べるとジャンキーさが薄く、素朴な味わいに感じる。

ビジュアルに起こすと、牛がいて、干し草がその辺に置いてあるような、だだっ広いのどかな牧場が浮かぶ。そこにいる人はどんな人か?某ドラゴンボールの戦闘力5のおじさんみたいな人だと感じる。きっと、その辺のチェーン店でないハンバーガー屋さんか、そのおじさんの奥さんの手作りのハンバーガーはそのような味なんだろうと感じる。

次はチリビーンソースとチーズが乗ったポテト。

これは結構ジャンキーだ。ハンバーガーの素朴さはどうした…?めちゃくちゃタイプが違うんだけど…。

農家の娘さんが、遠い大学に通うために南部のちょっと治安が悪い都会で一人暮らしを始めた結果出来たちょいワルの友達に影響されて都会に染まってしまったようなショッキングさである…。

街中ではあるが、裏通りに少し入ったところにある暗めのお店で例のちょいワルの友達とだべりながら食べるポテトの味はこんな感じだろう。

ちなみにドリンクはアイスの緑茶である。

もはや完全に日本!情緒がない…一体何のお店なのかわからなくなってきたし、集中力がなくなったので探るのはやめてしまった。

アメリカと南米と日本の風情がそれぞれ独立しながらも同時に存在するお店、ファーストキッチン。それが私のリーディング総括である。

…といった感じでやっております。

自分が思うオーラリーディングの魅力

オーラリーディングは占いの中でも「感性とひらめきで勝負!」みたいなクリエイティビティや自由さが魅力なジャンルだと思っており、私はそういうところを気に入っています。

なので、練習方法も楽しく自由であってよい!そう思います。

【太陽水瓶座6ハウス】私の鑑定から読み解く「理想」を「現実」に変える特別な才能

こんにちは、星読み師の星野真澄です。今日は、水瓶座の太陽が6ハウスにある星座配置について、私の鑑定経験を交えながらお話ししたいと思います。

先日、カフェでの鑑定セッション後に印象的な言葉をいただきました。「私、いつも周りと違うアイデアを思いつくのに、なぜか日常の中で形にしていくのが得意なんです」とその方は静かな声で教えてくれたんです。そのホロスコープには、まさに水瓶座の太陽が6ハウスにありました。

水瓶座の太陽が6ハウスにあるというのは、とても興味深い組み合わせです。水瓶座は未来志向で革新的な考え方を持ち、6ハウスは日常や仕事、健康など私たちの毎日の暮らしに関わる場所。この組み合わせは、「理想」を「現実」に変える特別な才能を秘めています。

空想家でありながら現実主義者、革新的でありながら几帳面...一見矛盾するように思える特性が、実はあなたの中でユニークなハーモニーを奏でているのかもしれません。

私がこれまで出会った水瓶座の太陽が6ハウスにある方々は、日常の小さな工夫から社会を少しずつ変えていく力を持っていました。一般的な占星術の教科書には書かれていない、この配置の持つ本当の魅力や可能性について、今日はじっくりとお伝えしていきますね。

この記事を通じて、あなた自身の中に眠る「未来を日常に落とし込む才能」に気づいていただけたら嬉しいです。さあ、一緒に星の物語を紐解いていきましょう。

【水瓶座×6ハウス】あなたの中に眠る「未来を形にする力」

水瓶座の太陽を持つということは、本質的に「革新」と「独自性」を大切にするということ。そして、それが6ハウスという「日常」や「仕事」の場所にあるというのは、とても特別な意味を持ちます。

水瓶座は星座の中でも特に先見性があり、「こうあるべき」という既存のルールや常識に縛られない自由な発想の持ち主。一方で6ハウスは、私たちの毎日の習慣や仕事、健康に関わる場所です。一般的な占星術では「奉仕」や「日常の義務」を表すハウスとして知られています。

この二つが組み合わさると、どうなるでしょう?

「未来のビジョン」を「今日の習慣」に変える...そんな特別な才能が生まれます。

「理想と現実の橋渡し役」と言えるかもしれませんね。多くの人は素晴らしいアイデアを思いついても、それを実現するステップがわからなかったり、日常の忙しさに埋もれて諦めてしまったりします。でも、水瓶座の太陽が6ハウスにあるあなたは、革新的なアイデアを小さな日々の習慣に落とし込むことができるんです。

例えば、環境問題という大きなテーマに関心があれば、まずは自分の生活から少しずつエコな習慣を取り入れ、それを職場や周囲に広げていく。そうやって理想を少しずつ現実に変えていく特技があります。

また、この配置を持つ方に特徴的なのは、「型にはまらない方法」で「きちんと結果を出す」という矛盾した能力。一見自由奔放に見えても、実は内側には意外と几帳面な面を持っていることが多いんです。

私が印象的だったのは、あるIT企業で働く方の言葉。「会社ではみんな決まった手順でプログラムを組むのに、私だけ全然違うアプローチでやるから最初は怪訝な顔をされるんです。でも不思議と最終的な成果はいつも良くて...」という話を聞いたことがあります。

水瓶座の太陽が6ハウスにある方の思考パターンは、周りから見ると「なぜそうなる?」と不思議に思われることも。でも、その独特の視点こそが、古い習慣や非効率な仕事のやり方に新しい風を吹き込むんです。

「ルーティンに革命を起こす人」という表現がぴったりかもしれません。日常は単調になりがちですが、水瓶座×6ハウスのあなたは、その日常に小さな革新を起こし続けることで、少しずつ世界を変えていく。そんな静かだけれど確かな力を持っているんですよ。

未来のビジョンを頭の中だけでなく、手と足を使って形にしていく。それが、水瓶座の太陽が6ハウスにあるあなたの中に眠る「未来を形にする力」なのです。

私が見てきた「水瓶座の才能」が日常で花開くとき

占星術の鑑定をしていると、同じ星座配置を持つ方々にも様々な個性があって、本当に面白いなと感じます。でも、水瓶座の太陽が6ハウスにある方には、共通して現れる「才能の開花パターン」があるんです。

特に印象に残っているのは、30代半ばの女性のクライアントさん。彼女は看護師として働いていたのですが、いつも「もっと患者さんに寄り添える医療のあり方があるはず」と感じていました。彼女の水瓶座の太陽は、既存の医療システムの中に新しい可能性を見ていたんです。

でも彼女の素晴らしいところは、単に「こうあるべき」と理想を語るだけでなく、自分の日々の業務の中で小さな変化を起こし始めたこと。患者さんの話をより深く聞くための工夫や、病室の些細な配置の変更など、できることから実践していったんです。

「最初は同僚から変わった人と思われていたみたい」と笑う彼女。でも次第に、その小さな工夫が患者さんの回復や安心感につながり始めると、周りも彼女のアプローチに注目するようになりました。今では病棟全体で彼女の提案した方法を取り入れるまでになったそうです。

これこそ、水瓶座の太陽が6ハウスにある方の才能が花開いた瞬間だと思いました。大きな革命ではなく、日常の小さな革新から変化を起こしていく。それが実を結ぶ瞬間です。

他にも共通して見られるのは、「習慣のなかに自由を見つける」という特徴。多くの人は「ルーティンは退屈」と感じがちですが、水瓶座×6ハウスの方は、日々の習慣の中にこそ創造性を発揮する場を見出すんです。

例えば、毎朝のコーヒーを淹れる時間を「実験の場」にして、少しずつブレンドや淹れ方を変えてみる。日課のウォーキングのルートを少しずつ変えて新しい発見を楽しむ。そんな日常の小さな「実験精神」が、やがて大きな創造性につながっていきます。

私が鑑定の中で感じるのは、水瓶座の太陽が6ハウスにある方の「理想を現実にする道筋」は、決して一直線ではないということ。むしろ、日々の小さな実践と観察、調整の繰り返しなんですね。大きな目標に向かって一気に突き進むというより、小さな一歩を積み重ねながら、その過程自体を楽しむ。そこに水瓶座×6ハウスの魅力があります。

水瓶座の革新性と6ハウスの地道さ。一見矛盾するこの二つの要素が、日常の中で少しずつ調和すると、「理想」は徐々に「現実」に変わっていきます。それは花が咲くように自然で、でも確かな変化なんです。

あなたらしさが輝く「理想の働き方」と「日常の過ごし方」

水瓶座の太陽が6ハウスにあるあなたには、どんな仕事や日常の過ごし方が向いているのでしょうか? 星の配置から見える「あなたらしい輝き方」について、少しお話ししますね。

まず働き方について考えてみましょう。水瓶座×6ハウスの方に共通して見られるのは、「型にはまらない方法で、社会や人の役に立ちたい」という願望。6ハウスは元々「奉仕」の場所なので、自分の力が誰かの助けになることに喜びを感じる傾向があります。でも、それを既存のやり方ではなく、水瓶座らしく革新的な形で実現したいと思うんですね。

具体的に向いている職種としては、以下のようなものが挙げられます。

 ・ITやテクノロジーを活用した社会貢献の仕事

 ・環境や福祉などの分野で新しいアプローチを試みる活動

 ・教育現場で革新的な学習方法を取り入れる仕事

 ・効率化やシステム改善のコンサルタント

 ・健康・医療分野での新しいアプローチを試みる仕事

特に、「仕組みを改善する」「効率化する」「より良い方法を見つける」ことに関わる仕事は、あなたの才能が存分に発揮できる場所です。

また、フリーランスのような自分のペースで働けるスタイルも合っていますが、完全に一人ではなく、チームの中で自分の個性を活かせる環境が理想的。水瓶座は集団の中での個の自由を大切にするので、「チームの中の変わり者」として認められる職場環境が心地良いことが多いんです。

次に、日常生活の過ごし方についても考えてみましょう。水瓶座×6ハウスの方が心地よく過ごすためのポイントは、「実験的な日常」を意識することです。

例えば、朝のルーティンは決めつつも、そのやり方は時々変えてみる。同じコースを散歩するにしても、違う観察ポイントを見つける。料理も基本は同じでも、ちょっとした新しい食材や調味料を試してみる...というように、「枠組み」と「自由」のバランスを取ることが大切なんです。

私がクライアントさんによく提案するのは、「実験ノート」をつけること。日々の小さな工夫や変化を記録していくと、自分なりのパターンが見えてきて面白いんです。そして何より、水瓶座×6ハウスのあなたは、そうした小さな「実験の積み重ね」から大きなひらめきを得ることが多いんですよ。

また、健康面では、型にはまったダイエットや運動法より、自分なりにアレンジした健康法が続きやすい傾向があります。例えば、一般的なヨガにオリジナルの動きを取り入れたり、食事制限より食材の新しい組み合わせを楽しんだり。「健康」という枠組みの中での「創造性」が、あなたの心と体の調和を保つ鍵になるでしょう。

そして何より大切なのは、日々の習慣の中に「未来につながる希望」を見出すこと。水瓶座は本来、未来志向の星座。だからこそ、毎日の小さな積み重ねが「より良い未来」につながっていると感じられるとき、あなたの中の水瓶座の太陽が最も輝くのです。

「今日のこの小さな工夫が、明日の世界を少し良くする」。そんな意識で日常を過ごせるとき、あなたらしい生き方が最も自然な形で実現するのではないでしょうか。

水瓶座太陽×6ハウスが直面する「理想と現実の間の葛藤」

星の配置は、その人が持つ才能だけでなく、人生で向き合うテーマや課題も教えてくれます。水瓶座の太陽が6ハウスにあるあなたが感じやすい葛藤についても、率直にお話ししておきたいと思います。

最も多くの方が経験するのは、「理想と現実の間で引き裂かれる感覚」ではないでしょうか。水瓶座は未来を見据え、「こうあるべき」という理想を強く持つ星座。一方で6ハウスは日常や現実の制約と向き合う場所です。

あるセッションで40代の男性が教えてくれた言葉が印象に残っています。「頭の中では革命を起こしているのに、実際にはエクセルと格闘している自分がいる」と。彼は会社で新しい働き方を提案し続けていましたが、保守的な組織文化の中で理解されず、その葛藤に苦しんでいました。

このような状況に置かれると、次のような感情が生まれやすいんです。

 ・「誰も私の考えを理解してくれない」という孤独感

 ・現実の細かい作業に取り組まなければならない焦燥感

 ・理想を追いながらも日常をこなさなければならない疲労感

 ・「本当は違う方法があるのに」というフラストレーション

水瓶座×6ハウスの配置を持つ方は、こうした葛藤を特に若い頃に強く感じることが多いようです。周りから「変わった人」「現実離れしている」と言われることも少なくありません。

また、完璧主義に陥りやすいという特徴もあります。「理想的なやり方」を見つけたとしても、それを毎日完璧に実行しようとして疲れてしまうことも。水瓶座的な「理想の追求」と6ハウス的な「日々の実践」のバランスを取るのが難しいと感じる方も多いんです。

こうした葛藤に直面したとき、どう向き合えば良いのでしょうか?

私がいつもお伝えしているのは、「小さな実験場」を作ることの大切さです。全てを一度に変えようとせず、小さな範囲で自分のアイデアを試せる場所を見つける。例えば、職場全体ではなく、自分のデスク周りだけでも革新的な整理法を実践してみる。家族全員の食生活を変えようとするのではなく、まずは自分の朝食だけを変えてみる。

そうした「小さな実験」を続けていくうちに、周りも少しずつあなたの考え方に興味を示し始めるものです。水瓶座×6ハウスの方が成功するのは、多くの場合「革命」ではなく「静かな進化」という形なんですね。

もう一つ大切なのは、「完璧を求めすぎない」こと。理想に向かって一歩ずつ進むことの価値を認め、毎日の小さな成功に喜びを見出す習慣をつけると、だいぶ心が楽になります。

「今日は完璧じゃなかったけど、昨日よりはほんの少し理想に近づいた」。そんな小さな前進を認められることが、長期的な成功への鍵になるのかもしれません。

水瓶座太陽×6ハウスの葛藤は、実は「古い世界と新しい世界をつなぐ架け橋」になるためのプロセスなのかもしれませんね。今まさにその葛藤の真っ只中にいるなら、あなたは一人ではありません。同じ星の配置を持つ多くの方が、同じ道を歩み、少しずつ世界を変えていることを覚えておいてください。

「未来を創る」あなたの才能を最大限に活かすヒント

水瓶座の太陽が6ハウスにあるあなたの才能を、より輝かせるための具体的なヒントをいくつかご紹介します。私が鑑定を通して見てきた「成功パターン」も交えながら、実践的なアドバイスをお伝えしますね。

まず、水瓶座×6ハウスの才能を活かすための基本的な考え方として、「日常の中の実験室」という発想を持つことが大切です。毎日の生活や仕事を、未来のアイデアを試す「実験の場」と捉えると、日々の繰り返しの中にも新鮮さを見出せます。

ここからは、あなたの才能を開花させるための具体的なヒントを3つご紹介します。

1. 「小さな革新」の習慣化

大きな変革よりも、まずは小さな習慣から変えていくことを意識してみてください。例えば:

 ・朝の支度をする順番を少し変えてみる

 ・職場のデスク周りの配置を定期的に見直す

 ・いつもと違うルートで通勤してみる

 ・日課にしている運動に新しい動きを加えてみる

こうした小さな変化を意識的に取り入れることで、「革新」を日常の一部にする習慣が身につきます。そして驚くことに、こうした小さな変化が、時に大きなひらめきにつながることがあるんです。

私がクライアントさんから聞いた話では、いつもと違う道を通ったことで新しいカフェを見つけ、そこで偶然出会った人と共同プロジェクトを始めることになった...という素敵なエピソードもありました。水瓶座×6ハウスの方は、こうした「偶然の出会い」を「必然」に変える力を持っています。

2. アイデアを「形」にする習慣をつける

水瓶座の人は頭の中でアイデアが次々と生まれますが、それを形にする一歩が踏み出せないこともあります。そこで役立つのが「アイデアノート」です。

思いついたアイデアを書き留めるだけでなく、それを「どうやって実践できるか」という具体的なステップまで書き出す習慣をつけると、理想と現実の橋渡しがしやすくなります。特に以下の点を意識すると良いでしょう:

 ・アイデアごとに「今日からできる小さな一歩」を必ず書き出す

 ・「いつか」ではなく「具体的な日時」を決めて試してみる

 ・結果を記録し、次に活かす

これは単なるメモではなく、水瓶座の「革新性」と6ハウスの「実践力」をつなぐ大切な習慣になります。

3. 「理解者」と「実践の場」を見つける

どんなに素晴らしいアイデアも、一人だけでは広がりに限界があります。水瓶座×6ハウスの方が才能を開花させるためには、あなたの考えを理解してくれる人と、それを試せる場所を見つけることが重要です。

 ・気の合う友人やコミュニティで、新しいアイデアを定期的に共有する機会を作る

 ・SNSやブログなどで、あなたの小さな「日常の革新」を発信してみる

 ・趣味のサークルや勉強会など、似た興味を持つ人との交流の場を持つ

水瓶座は集団の中の個性を大切にする星座。だからこそ、あなたのアイデアに共感してくれる「理解者のコミュニティ」があると、才能がより発揮されやすくなります。

また、「完璧を求めない」ということも大切なポイントです。水瓶座×6ハウスの方は理想が高い分、物事を始める前に「完璧な計画」を立てようとして行動が遅れがちになることも。でも実際には、やりながら調整していく方がずっと効果的なことが多いんです。

「まずはやってみる、そして改良していく」というアプローチは、あなたの水瓶座の創造性と6ハウスの適応力を同時に活かす素晴らしい方法です。

最後に、忘れてほしくないのは「自分の直感を信じる」ということ。周りから「変わっている」と言われても、あなたの中にある「こうあるべき」という感覚は、実は未来を先取りした貴重な直感かもしれません。その感覚を大切にしながら、小さな一歩を積み重ねていくことで、あなたの中にある「未来を創る才能」は、確実に花開いていくでしょう。

水瓶座の光で照らす「日常という舞台」

今日は水瓶座の太陽が6ハウスにある配置について、私の鑑定経験から見えてきた特徴や可能性をお伝えしてきました。最後に、この星座配置の魅力と可能性を改めてお伝えしたいと思います。

水瓶座の太陽が6ハウスにあるというのは、「未来のビジョン」と「日常の実践」というある意味で相反するエネルギーを一つの人格の中に持つということ。そのため時に葛藤を感じることもあるかもしれませんが、この二つの要素が調和したとき、あなたは「理想」を「現実」に変える素晴らしい才能を発揮します。

世の中には「素晴らしいアイデアを思いつく人」と「地道に物事を実行できる人」がいますが、水瓶座×6ハウスのあなたは、その両方の資質を持っているんです。それは決して当たり前のことではなく、とても特別な才能なんですよ。

私がいつも星読みを通して感じるのは、星の配置は「制限」ではなく「可能性」だということ。水瓶座の太陽が6ハウスにあるという配置も、あなたの人生の道筋を固定するものではなく、あなたが持って生まれた「才能の種」のようなものです。その種をどう育てるかは、最終的にはあなた自身の選択次第なんです。

「日常の中に革新を」「習慣の中に自由を」「繰り返しの中に創造を」。こうした一見矛盾するものを融合させる力は、これからの時代にとても重要な資質になるでしょう。あなたの中にある水瓶座の光は、日々の生活という舞台を照らし、少しずつ世界を変えていく力になります。

理想と現実の間で葛藤を感じることがあっても、それはあなたが「架け橋」になろうとしている証拠。小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな変化につながることを信じてください。

もし今、「自分の考えは周りと違う」と感じて悩んでいるなら、その「違い」こそがあなたの貴重な才能かもしれません。水瓶座の太陽が6ハウスにあるあなたの「当たり前」は、誰かにとっての「革新」になり得るんです。

星野真澄の占星術サロンでは、これからも「星があなたに贈ったギフト」を一緒に探していきたいと思っています。水瓶座×6ハウスの配置について、もっと詳しく知りたい方や、自分のホロスコープ全体から見た才能や可能性を読み解きたい方は、個別セッションもご用意していますので、ぜひお気軽にご参加くださいね。

あなたの中にある「未来を形にする力」が、今日も少しずつ輝きだすことを心から願っています。

—— 蟹座×6ハウスが持つ、寄り添う力の美しさ

今朝、窓辺でお茶を淹れていたとき、小さな庭に向かって花に話しかけながら水をやるご近所のおばあさんの姿が目に留まりました。

一輪一輪に語りかけるように、丁寧に水を注ぐその姿に、胸の奥がじんわりと温かくなり、思わず頬がゆるみました。

その静かな光景を見つめながら、ふと「蟹座の太陽を6ハウスに持つ人」のことを思い出しました。

水の星座である蟹座の優しさが、日々の営みをあらわす6ハウスに根づいたとき——そこには、どんな豊かさが咲くのでしょうか。

もしかしたら、あなたもその配置を持っている方かもしれませんね。

もしそうなら、きっと「誰かの力になること」「さりげなく寄り添うこと」が、あなたにとって自然な在り方になっているのではないでしょうか。

日常に宿る、あたたかさという才能

以前、鑑定に来られた看護師のMさん(30代)は、忙しい病棟で働きながら、いつも患者さんの小さな変化に気づき、何気ない会話の中に不安や希望を読み取ることができる方でした。ホロスコープを見ると、蟹座の太陽が6ハウスにありました。

「なんだか私、仕事では自然と患者さんの様子に気づけるのに、それを"能力"だと思ったことはなくて。当たり前のことをしているだけなのに、よく同僚に『どうやってそれに気づくの?』って聞かれるんです」

その言葉の中には、まさに「寄り添う才能」が静かに息づいていました。

蟹座の持つ感受性と深い思いやりが、6ハウスの「日々の仕事」や「人との関わり」に溶け込むことで、その優しさは具体的な「お世話」や「ケア」という形になって、自然に表に現れてくるのです。

きっとあなたも、誰かの小さな変化に気づいてそっと気遣ったり、家族の好みを覚えて、その日の気分に合った食事を用意したりしているのではないでしょうか。

それはただの義務や仕事ではなく、あなた自身が持つ「人を支える力」や「思いやりの感性」が形になったものなのです。

感受性という贈り物を守ること

けれど、その豊かな感受性は、時に疲れやすさにもつながります。

他者の感情に敏感だからこそ、感情的な疲れを抱えてしまうことがあります。また、「お世話をする」ことが自然なあまり、自分の境界線が曖昧になってしまうこともあるかもしれません。

Mさんも、患者さんの不安を深く受け止めすぎて、帰宅後に涙が出ることがあると話してくれました。

だからこそ、優しさを注ぐあなた自身が「自分を整える時間」を持つことが大切です。

蟹座×6ハウスの隠れたの強さは、日常の小さな習慣や暮らしの中にこそあります。

たとえば、毎朝のお茶の時間、湯船に浸かるひととき、窓辺で深呼吸をする時間。

そうしたささやかな“自分だけの時間”が、あなたの中にある優しさと感受性を守ってくれます。

水の星座である蟹座は、実際の水と触れ合うことでも浄化され、エネルギーが整いやすくなります。

少し長めの入浴、雨音を聴きながらの読書、川や海などの水辺へのお出かけ——それらはすべて、あなた自身の癒してくれるでしょう。

そして何より、自分を大切にすることが、まわりの誰かを思いやる力の源になるということを、どうか忘れないでいてくださいね。

明日の朝に、優しさをもうひとつ

あなたが静かに日常を紡ぐその姿は、まるで海の中で広がる波紋のように、周囲にじんわりとあたたかさを届けています。

「寄り添う力」は、誰かの心に静かに触れ、安心やぬくもりを運んでいるのです。

だからこそ、明日の朝はほんの少しだけ早起きして、

お気に入りのカップでお茶やコーヒーを淹れてみませんか?

静かな時間の中で、自分の心にそっと耳をすませて、「今日はどんなふうに人と関わろう」と想いをめぐらせてみる。

そんな時間が、あなた本来の美しい力をより深く引き出してくれるはずです。

そして夜、また窓辺に立ち、、今日あなたが広げた小さな波紋を静かに振り返る。

その小さな習慣こそが、あなたの持つ「支える力」「気づく力」を、よりやわらかく、より誇り高く育んでくれます。

あなたの優しさが日常に溶け込むとき、世界はほんの少し、でもたしかに温かくなるのです。

おやすみなさい。

星たちがあなたの繊細な心を、そっと見守ってくれますように。

感情という海から生まれる創造性〜蟹座×5ハウスの人が持つ特別な表現力〜

今朝、窓辺に置いた貝殻が朝日を受けてキラキラ光っていました。その美しさを見ていると、昨日会ったお客さんのことを思い出しました。その方は「蟹座の太陽が5ハウス」という星の配置を持つ方で、貝殻のように、優しい光を周りに届ける魅力がありました。

「蟹座の太陽が5ハウスって何ですか?」とよく聞かれます。簡単に言うと、あなたの中心(太陽)が感情豊かな蟹座にあって、それが自己表現や創造性、子どもとの関わりを表す場所(5ハウス)で輝いているということです。

つまり、感情の豊かさを表現することや、人を喜ばせることが得意なんですよ。

豊かな感情表現が創り出す魅力

蟹座は「水」のグループに属します。水のように、感情がスムーズに流れるのが特徴です。その感情の豊かさは、あなたの大切な個性。蟹座の太陽が5ハウスにあると、感情の豊かさが創造的な力になります。

先日会ったAさん(40代女性)は、子どもたちに絵本を読み聞かせるボランティアをしています。彼女の語り方には特別な温かさがあって、子どもたちは自然と彼女の周りに集まってくるそうです。

「なぜか知らない子の気持ちまで分かっちゃうんです」と彼女。これは蟹座と5ハウスの素敵な組み合わせのおかげなんです。相手の感情を感じ取る能力が、子どもたちの心に届く物語を作り出しているんですね。

蟹座×5ハウスの太陽を持つ人は、感情を隠すより、それを表現したときに一番輝きます。悲しみも喜びも、すべての感情が創造の源になります。感情を大切にすることが、あなたの才能を育てるんですよ。

感情と創造性の調和—あなたの才能の活かし方

蟹座×5ハウスの太陽を持つあなたには、感情と創造性のバランスが大切です。時に感情が強すぎて疲れることもあるかもしれません。でも、その感情こそが創造の源。感情の波を怖がらず、むしろ上手に乗ることを覚えてみましょう。

例えば、感情が強くなったとき、それをノートに書いたり、絵を描いたり、子どもと遊んだりして表現してみる。感情を「外に出す」ことで、心が軽くなるはずです。

私のお客さんの中には、毎晩子どもと「今日の気持ち色」を話す時間を作っている方がいます。「今日のママは紫色だよ。少し疲れてるけど、あなたに会えて嬉しいの」というように。これは蟹座×5ハウスならではの素敵なやり方ですね。

また、何かを作ることで感情を表すのも、あなたにとってとても自然なこと。小説を書く人、絵を描く人、手芸をする人…いろんな形で感情は形になります。大切なのは、感情をため込まないこと。感じたものを何かの形にすることで、あなたらしさがより輝きます。

子どもの頃、感情をうまく表せなくて悩んだことはありませんか?それは弱さではなく、あなたの豊かな感受性だったのかもしれません。大人になった今、その感受性はあなたの創造力の源になっています。

明日の朝も、感情の海を眺めてみよう

蟹座の太陽が5ハウスにあるあなたの心の中には、感情という海があります。その海は時に静かに、時に荒く波立ちますが、いつも創造の源です。太陽の光がその海を照らすとき、あなたの表現は人々の心に届きます。

明日の朝、もしよかったら、少し早起きして窓から空を見てみてください。そして自分の心の海に「今日はどんな色の波かな?」と問いかけてみましょう。その波を大切に、あなたなりの形にしてみてくださいね。

皆さんの感情という海から、どんな素敵な創造が生まれるのか、それを考えるとワクワクします。また次回、星のお話をしましょうね。おやすみなさい。

水瓶座×5ハウス — あなたの"違う"が、世界を彩る理由

昨日、近所のカフェでひとりの女の子を見かけたんです。小学生くらいの年齢なのに、大人も驚くほど個性的な服の組み合わせをしていました。ピンクのワンピースに黄色いレギンス、そこに赤い靴下。普通なら「合わないかも」と思う組み合わせなのに、不思議と彼女には似合っていて。

周りのママさんたちは「もっと普通の服にさせたら?」なんて言っていましたが、私はその子の誇らしげな表情を見て、ふと水瓶座の太陽が5ハウスにある方のことを思い出したんです。

「普通とは違う」ことに居心地の良さを感じる水瓶座の太陽。そこに、自己表現や創造性を司る5ハウスが重なると、まるであの子のように、自分だけの色で世界を彩っていく特別な才能が生まれます。

"普通"とは違う、あなたの創造性の源

先日、Aさん(仮名・40代)という方のセッションをしていたとき、こんなことを話してくれました。

「いつも思うんです。私のアイデアって、なんでこんなに周りと違うんだろう。会議でも提案すると『面白いけど現実的じゃない』って言われがち。でも、黙っているとどうしても落ち着かなくて…」

星を見ながら私は伝えました。「それは、水瓶座の太陽が5ハウスにあるからですよ。あなたの中には、誰も見たことのない未来の景色が見えているんです」

そう伝えると、Aさんの表情が明るくなりました。

水瓶座の太陽を持つあなたの心の中には、常に「こうしたら面白いのに」「こうしたらもっと良くなるのに」というひらめきが湧き上がってくるのではないでしょうか。それが5ハウスという自己表現の場所にあると、それを形にしたり、声に出したり、何かしらのカタチで外に出さずにはいられない。

例えば、みんなが同じ道を通るとき、あなただけが「こっちの道もあるよ」と違う選択肢を見つけてしまう。料理をするときも、レシピ通りではなく「ちょっとアレンジ」が加わる。その「違和感を大切にする感性」こそが、あなたの創造性の源なんです。

あなたの表現が、誰かの希望になる時

先週末、久しぶりに美術館に行ってきました。そこで見た現代アートの展示が、とても印象的だったんです。

一見すると「これがアート?」と思えるような作品もあったけれど、じっと見ていると、作家の「こうあってほしい」という願いや、「こうだったらいいのに」という未来への希望が伝わってきて。

それを見ていて思ったんです。水瓶座の太陽が5ハウスにある方の表現って、最初は少し不思議に感じられても、そこには必ず「より良い未来」への思いが込められているんだって。

あなたが感じる「なんか違う」という感覚は、実は周りの人にはまだ見えていない大切なこと。その感覚を大事に育てて、形にしていくと、それはいつの間にか誰かの「そういう見方があったんだ!」という気づきになり、希望になるんです。

水瓶座×5ハウスの組み合わせを持つあなたが最も輝くのは、自分らしさを隠さず表現している時。それは趣味かもしれないし、仕事での提案かもしれない。子育てでの独自のアプローチかもしれません。どんな形であれ、あなたの「普通じゃない」が誰かの世界を広げているんです。

あなたらしく輝くためのヒント

水瓶座の太陽が5ハウスにあるあなたへ、いくつかのヒントをお伝えしますね。

まず、「違う」と感じることを恐れないでください。それはあなたの大切なアンテナが捉えた、未来からのメッセージかもしれません。

次に、小さな「実験」を楽しんでみてください。新しいアイデアは、いきなり大きく形にしなくても、日常の小さな場面で試してみるといいんです。料理のちょっとしたアレンジや、部屋の模様替え、ちょっと変わった経路で帰宅してみるなど。

そして、同じように「普通とは違う」感性を持つ仲間とつながってみてください。オンラインのコミュニティでも、趣味のサークルでも。あなたのアイデアを「面白い!」と言ってくれる人が必ずいます。

あなたの中の「違和感」は、実は未来を変える種。その種が花開くとき、思いがけない美しさで世界を彩ります。

今日も、あなたらしさが誰かの心に小さな虹をかけますように。星たちは、あなたの個性を祝福しています。

想いのままに 〜星読み&カードリーディング〜

おはようございます。

今日は…月曜日でお天気もイマイチで気分が下がりがちですよね。星まわりも葛藤が強そうな配置です。

木星から「行こうよ!」とエネルギーをもらっている蟹座太陽は、自身の内に曖昧さと現実味の衝突を抱えている牡羊座と葛藤の角度。曲がり角でゴチンッとぶつかって喧嘩になりそうです。お互い活動宮ですから喧嘩が始まったらムキーっとなりそうですね。

太陽は、11ハウス仲間のお部屋にいて己を表す1ハウスの火星から情熱の灯火という援護射撃を受けているので、恐れず怯まず自分の願いを拡げていってほしいです。乙女座火星ですからね、助けが必要とあらば全力で応援してくれるでしょう。

それにしても、月って本当に運行速度が速いですね。昨日14時ごろ金星とコンジャンクションと書いたのですが、今日は天王星とコンジャンクション。日々ホロスコープを見ていると天体の速度が体感?できて楽しいです。このような側面から、眺めるだけでも楽しいので是非見てみてください。

⭐️

さて、カードさんはなんとおっしゃているでしょう。

①ママンミユキ様のマルセイユタロットは、女帝とワンドのエース。女帝といえばライダー版のおおらかで妖艶な美女を思い浮かべますが、マルセイユ版はだいぶ自己主張がしっかりできる人のよう。右手には死と再生の象徴である鷲が描かれた盾を持ち、左手には王族の証である芍を持つ。3という数字も生み出すことを表す。自分の内側からひらめきやアイディアを組み合わせ生み出す。しかも生み続ける。そのようなカード。その原動力になるのはワンドのエース。情熱を持って始めようと促します。

②ブルーオウルルノルマンは騎士と道と蛇。かなり迷いました。結論。騙されようが道に迷おうが進むのみ!嬉しいお知らせはその後。とりあえず出来ることから動こうね。と受け取りました。

③空のメッセージ:水溜りの空「天にあるものが地にもある。器が変わると違って見えるね」。あなたの情熱はあなたのもの。私の情熱は私のもの。人それぞれ違う。ある人は空を美しいと感じ、また、ある人は川面に映る空を美しいと感じる。水溜りに映った空を美しいと感じる。それぞれで良い。それぞれの熱を大切に。

④ひかりかげ:route。道。曲がりくねった道。どこかに繋がる道。

⑤しあわせの蓮花:黄金の空。天と地を繋ぐ龍体文字のナ。自分の道を楽しく歩くことで喜びを見つけられる。探求するエネルギーをもつトパーズの力を借りて諦めずに歩いていこう。

やはり、カードと星がシンクロしてる。いつもカードを引いて読み取ってXでポストした後でホロスコープを見るので、ホロスコープの影響がカードには出ないようにしているのですが…すごいですね。

想いのままに歩き続けましょう💖

⭐️

ホロスコープはアステラスコープさんで出しました。https://sup.andyou.jp/hoshi/horoscope/

カードはママンミユキ様のマルセイユタロット・ブルーオウルルノルマン・おりジナルオラクルカード「空のメッセージ」、「ひかりかげ」、「しあわせの蓮花」

以上でお届けしました。

⭐️星とカードの応援を受けて素敵な1日をお過ごしください⭐️

朝だけは、わたしの時間

朝いちばんのキッチンは、心地いい。

家族が起きてくる前の、ほんのひととき。

その時間だけは、誰にも邪魔されない、わたしの静かな時間。

白湯を飲みながら、今日の献立や予定をふんわり考える。

なぜか今朝は、頭が冴えてアイデアがよく浮かぶし、気持ちも整っている。


日中はやることが山ほどある。

洗濯に買い物、子どもの送迎や、家の中のこまごましたこと。

思うように進まない日もあるけれど、

それでも「こなしている感」があると、ちょっと誇らしい。


夕方を過ぎると、エネルギーはすっかり使い果たしていて、晩ごはんは、手抜き感が否めない。

やるべきことを終えたあとのキッチンで、一息。

動くことと休むこと、どちらも大事な日々のリズム。

その波に合わせて今日も進んだ自分を、少しだけ、ねぎらってあげたくなる。

···今日はそんな日。

アストロダイスの「天体」で吉凶を占う方法 (セクトの解説も)

アストロダイスは物語を読むように解釈する

アストロダイスは、「天体」「星座」「ハウス」のシンボルが描かれた3つのサイコロを使って占います。

3つのサイコロを振って、それぞれのシンボルを出し、

物語を読むように解釈していくのに向いています。

ですが、各サイコロのうち、いずれか1つを使って占うこともできます。

今回は「天体」のサイコロを使って、吉凶をサクッと占う方法です。

古典占星術の考え方「セクト」を取り入れる

現代占星術では、各天体の吉凶を言うことはあまりありませんが、古典占星術やホラリー占星術などでは、各天体に吉凶を割り振って占っています。

この知識があると、アストロダイスで吉凶を占いやすくなるので、ちょっと丁寧に解説します。

吉と凶、昼と夜のように対照的なものを組み合わせて、1つのペアを作ることを「セクト」といいます。

占星術では、「昼」と「夜」のセクトがあります。
「昼行性」「夜行性」とも呼ばれます。

まず、光源となる「太陽」「月」

「ライト」や

「ライツ」というペアになります。

次に、ラテン語の「bene(ベネ):良く」という言葉から生まれた、「利益」「善行」を意味する「ベネフィック」というペアがあります。

所属する天体は、

「木星」「金星」です。

この2つの天体の特徴は、穏やかなエレメント、

モイスト(接合・調和)で構成されていることです。

(古代の宇宙観では、木星と金星は、太陽にほどよく近く、地球の蒸気を受けるため

湿っていると考えられていました)

そして、ラテン語の「male(マレ):悪く」という言葉から生まれた、「邪悪」「有害」を意味する「マレフィック」というペアがあります。

所属する天体は

「土星」「火星」です。

この2つの天体の特徴は、極端なエレメント、

ドライ(離散・区別)で構成されていることです。

(古代の宇宙観では、土星と火星は、太陽に極端に近い(火星)、地球から最も離れている(土星)ので、

乾ききっていると考えられていました)

そして、太陽から遠い天体「太陽に近付いて温まりたい」と考え、「昼行性」のグループに入れました。

同じように、

太陽に近い天体「太陽から離れて涼みたい」と考え、「夜行性」のグループに入れました。

一方、短い周期で順行と逆行を繰り返す「水星」は、太陽に近付いて乾いたり、月や地上に近付いて湿ったりして効果が変わるため、どちらでもない、とされました。

図にすると、こんな感じ(↓)です。

では、近年発見された

「トランスサタニアン」などの外惑星や準惑星はどうなるか、というと…土星と同じ扱いになります。

つまり、太陽や地球から遠く離れているため、乾ききっている→

「マレフィック」のカテゴリに入り、どちらかといえば「昼行性」的な扱いになります。

アストロダイスでは、吉凶をどう読むのか

ではでは、アストロダイスに戻りましょう🌟

アストロダイスの「天体」に描かれているシンボルは、10天体、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルです。

セクトで「光源」と「ベネフィック」になる天体、そして、ドラゴンヘッド(昇交点)は、吉となります。

一方、「マレフィック」とドラゴンテイル(降交点)は、凶となります。


「水星」は吉凶なし、つまり、どちらでもない、ということになります。

 吉:太陽、月、金星、木星、ドラゴンヘッド(昇交点)

 

凶:火星、土星、天王星、海王星、冥王星、ドラゴンテイル(降交点)

 

どちらでもない:水星

より詳しく幸運度を見たい場合は、占うときに太陽が地上に出ているか否かを取り入れてみましょう。

(ドラゴンヘッド/ドラゴンテイルは昼行性・夜行性の区別はありません)

 ・太陽が出ている時間帯なら、「昼行性」のパワーが強い。

 ・

太陽が沈んでいる時間帯なら、「夜行性」のパワーが強い。

このように判断すると、アストロダイスで吉凶をサクッとみることができます。

そして…とても大事なことを書きます。

卜占の約束…「何度も同じことを占わない」を守って、占う時は真剣に、一度だけ占うようにしましょう‼️

占いの例

最後に、ちょっとだけ占いの例をあげてみました。

①通販で欲しい洋服があるけど、お小遣いがギリギリ…。買ってもいい?

  占った時間帯:正午


  アストロダイス:冥王星


  解釈:凶。今は買わないで。

②今から友達に電話していい?

  占った時間帯:21時


  アストロダイス:木星


  解釈:吉。パワーが少し弱いので、長話は止めよう。


③推しAと推しBのライブが重なった。どっちに行ったら、満足できそうかな?

  占った時間帯:10時


  推しA:アストロダイス:金星


  推しB:アストロダイス:月


  解釈:どちらも吉。光源の天体の方が強いので、推しBがより満足できそう。

④週末のデート、映画に行くか、家でのんびりするか。どっちが楽しいかな?

  占った時間帯:19時(夏・日没前)


  映画に行く:アストロダイス:水星


  家でのんびり:アストロダイス:水星


  解釈:どちらも同じ。他の案を考えても良さそう。

⑤夕食、カレーとスパゲッティ、どちらにしようかな?

  占った時間帯:16時


  カレー:アストロダイス:木星


  スパゲッティ:アストロダイス:金星


  解釈:どちらも吉。太陽が出ている時間帯なので、カレーがより良さそう。

⑥明日、スタバ、タリーズ、ドトール、友達とどのカフェに行こうかな?

  占った時間帯:1時


  スタバ:ドラゴンヘッド


  タリーズ:木星


  ドトール:金星


  解釈:どれも吉。日没後の時間帯なので、金星のドトールが大吉。


    次に、昼夜なしのドラゴンヘッドが出ているスタバ。


    パワーは弱いけど、木星のタリーズもOK。

ご参考になれば幸いです✨

参照

書籍:「古典占星術」 著・チャールズ・オバート 訳・河内邦利 総合法令出版

Web:

ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルとは? ホロスコープで読む 過去と未来の交差点|星読みテラス

Web:

3 Ways to Use Astrology Dice

Web:

基礎知識|ARI 占星学総合研究所

Web:

benefit 意味と語源【英語】 – Goeiji

Web:

maleficとは・意味・覚え方・発音・例文 | 天才英単語 | 英単語の覚え方辞典