月星座は「免罪符」?―私の気づきと体験から
1〜2年前に、マドモアゼル・愛先生が唱える「月の欠損」という考え方を初めて知りました。 当時、それまでの月星座の解釈に馴染み始めていた私は、その考えを受け止めきれず、正直「違和感」に近い感情を抱きました。 同じように、西洋占星術を発信している方の中にも「戸惑い」や「衝撃」を感じた人が少なくないように思います。
私はまだ、マドモアゼル・愛先生の著書を読んでいないので、もし学べば理解や捉え方も変わるのかもしれません。 けれど私は、どうしても「月の欠損」という考えにすぐには馴染めませんでした。
そんな中で、今回のまゆちん先生の「月は免罪符」という考え方。
これは、これまで聞いてきた月星座に関する解釈の中で、私にとって一番しっくりくるものでした。
■「我慢しなきゃ」と月・牡牛座
私の月星座は牡牛座です。
牡牛座の月について、やなかえつこ先生が動画中、こんな風に表現されていました。
「牡牛座は我慢しなきゃ、なんかわかる。なんか我慢しなきゃって思ってて、でもだんだんね、頑固になっていく。我慢しなきゃで最初我慢してるんだけど、最後の方は『私こうなんで!』みたいになる。」(ニュアンスが違っていたらごめんなさい…)
この言葉を聞いて、私は大きく頷いていました。
「我慢しなきゃ」という思いは、まゆちん先生もおっしゃるように、やがて強迫観念のようになり、気づけば自分を縛ってしまうのです。
■幼い頃に身につけた「遠慮」
思い返すと、私は子どもの頃から「我慢すること」「遠慮すること」が自然と身についていました。 姉との関係に「兄弟カースト」のようなものを感じたり、父が私に対してだけ「遠慮しなさい」と口にした記憶が蘇ります。
「そんなこと、わかってる。わきまえてるから」と、心の中で思いながら、涙をこらえたこともありました。 その積み重ねが、月・牡牛座の「我慢しなきゃ」という免罪符を、より強く、より暴走させやすくしていたのかもしれません。
■無意識に働く「遠慮のくせ」
今でも食べ物などを分けるときに、無意識に相手に多く取り分けてしまう私がいます。 もちろん、「相手に喜んで欲しい、多く食べて欲しい」と心から思うこともありますが、大好物でさえ、「遠慮しなくちゃ」が先に動いてしまうのです。
今の暮らしでは、我慢も遠慮も本当はいらないはずなのです。 一番の理解者がそばにいて、安心できる環境にいるのですから。
それでも、「半分こがいいんだよ^^」とパートナーに言われても、まだその癖は抜けきれません…。
■月を認めて、太陽に戻る
「我慢しなきゃ」と思う自分を、以前の私は「もう克服した」とどこかで思っていました。 でもそれすらも、月の暴走なのかもしれません。
これからは、その声に気づいたら「また月が発動しているな」と受け止めて、認めてあげるようにしたいでいです。 するとまた、太陽=自分の本来の方向へ戻っていきやすくなるかもしれません。
■まとめ
今回の動画で語られていた「月は免罪符」という考え方は、私にとってとても腑に落ちるものでした。 私はこの考えを採用します!
【月星座の新解釈:月と罪悪感の関係】
- ・月は「免罪符」ーー子どもの頃(特に7歳まで)に「罪悪感」を通じて育まれるもので、「これをするから愛してください・安心させてください」という行動パターンとして形成される
- ・月は、不安や罪悪感から「こうしなきゃ」と行動してしまう自動操縦のようなもの
- ・月は別に悪物で もないし、無駄なものでもない
- ・月は安心を得るための「処世術」でもあり、能力として発達するが、それをゴールにしない
- ・大切なのは否定することではなく、月の能力を認めて、太陽へとつなげていくこと
【12星座別の“免罪符タイプ”】
- 牡羊座:1番でいなきゃ、強くなきゃ
- 牡牛座:我慢しなきゃ、何事も確保しなきゃ
- 双子座:忘れられないようにしなきゃ、色々な人と上手に話さなきゃ
- 蟹座:愛されなきゃ、私が守らなきゃ
- 獅子座:特別な存在でいなきゃ、目立たなきゃ
- 乙女座:完璧にやらなきゃ、問題解決しなきゃ
- 天秤座:波風立てないようにしなきゃ、美しい状態を保たなきゃ
- 蠍座:本物でなきゃ、じっくり深く洞察しなきゃ
- 射手座:生きる意味を見出さなきゃ、希望を持って生きなきゃ
- 山羊座:成果や実績を出さなきゃ、ルールを守らなきゃ
- 水瓶座:独創的でいなきゃ、社会を変えなきゃ
- 魚座:愛さなきゃ、許さなきゃ
- ★どれも悪いことではなく、むしろ能力となるが、「愛されるための免罪符」になっている点が問題
【月と太陽の違い】
- 月:不安から行動してしまう。自動操縦で「こうしなきゃ」「ねばならない」と暴走しやすい。
- 太陽:エネルギー源。自然と力が湧き、疲れにくい。やりたい方向へ導く
【月の扱いと実践の鍵】
- ●月を否定せず、「私は何ができてもできなくても尊い存在です」 「この世で唯一無の体験をしたい魂を持った 1 人です」と自分に声をかける。
- ●月を安心させたうえで、「この力をこう生かしてほしい」と太陽の目的へつなげる。
- 例:乙女座の月 → 細かさ完璧さを認めつつ、双子座の太陽の方向性に役立ててもらう。
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この記事は、あくまで動画を視聴した私のフィルターに通されたものです。 違う解釈になっている可能性もあります。
ぜひ、【月星座の新解釈】知るだけで変わる!月と『罪悪感』の秘密【切り抜き】https://www.youtube.com/watch?v=OKQRnJX0qT0 をご視聴ください!
それでは、また☆