占いの定番・タロットカードが
もともと「貴族の遊び用カード」だったと知っていますか?それなのに今では
【タロットは、占星術と深く関係がある】と言われています。
どうしてタロットカードは
星座や惑星と結びついて語られるようになったんだろう?
今日は、ふと湧いたこの疑問について
調べてみたことをシェアしたいと思います😊
タロットカードの起源は「遊び用」だった?
タロットの期限には諸説ありますが
はじまりは、遊戯用カード(トランプの祖先)だったとされています。最初はただのカードゲーム!
占いともスピリチュアルとも、まったく関係がなかったんですね。
タロットが「神秘の象徴」へと変化していく
それが18世紀後半〜19世紀頃になると
占いに使われたり、「神秘の象徴」として捉えられるようになります。ここから、カバラ(神秘主義)や占星術と結びつき
「タロット=秘教的な叡智の象徴」として解釈されていったようです。
・タロットの大アルカナ=カバラの生命の樹の22パス
・タロットのカードには、惑星や星座のエネルギーが対応している
といった思想が、この時代から広がりはじめました。
「黄金の夜明け団」が体系化し、現代タロットへ
20世紀になると、黄金の夜明け団(イギリスの魔術結社)が
タロットと占星術・数秘術・カバラを、がっつり統合!
その思想をもとに
アーサー・エドワード・ウェイトが制作したのが今でも主流の《ライダー・ウェイト版タロット》です✨️

なぜ占星術を結びついたの?
それは、どちらも「象徴の世界」から、人の心理や運命を読み解くツールだったから。
タロットも占星術も
目に見えない“パターン”や“象徴”を扱っているため相性が良かったんですね。カードのキャラクターや意味が
星座や惑星の性質と重なる部分も多く、自然とリンクしていったようです。
タロットと占星術の「対応例」
たとえば・・・
「皇帝」=牡羊座♈
行動力・リーダーシップ・始まりのエネルギー※牡羊座は、12星座の最初
※皇帝の椅子には、羊が描かれている
「女教皇」=月🌙直感・潜在意識・神秘性
※女教皇の足元には月が描かれていて、静かな深さを感じます
占星術を知ると、タロットがもっと深まる
もちろん占星術を知らなくても、タロットカードは読めます。
でも、カードの絵柄の中には
占星術のモチーフがたくさん散りばめられているんですね🌿だからこそ占星術を知ると、リーディングの幅がぐっと広がると感じました。
※タロットと占星術の関係性を、詳しく知りたい方には
「タロットパレット」のこちらの記事がオススメですよ🌟 ↓タロットと占星術の関係性は?大アルカナと小アルカナの対応一覧
私は占星術に関しては、まったくの初心者なのですが😅
タロットをもっと深く味わうためにも
このアウルブックを楽しむためにも──占星術を、少しずつ学び始めてみたいなと思っています✨️✨️
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡
みなさんの「学び」とも、どこかで繋がれたら嬉しいです🕊️